みなさんが考える【天才】とはどのような人物でしょうか。あるアメリカの作家の残した言葉に「天才とは絶え間なく努力を続けられる人間のことである」というものがあります。勉強にせよスポーツにせよ何事においても【継続】することがいかに難しいかを痛感したことのある人も多いことと思います。まして、苦手なことを続けることは本当に大変ですよね。しかし、馬渕教室には、そういう努力を続けて目標を達成した先輩たちがたくさんいます。

私がこれまでにみてきた生徒の1人も中学3年生の1年間は【努力・努力・努力】の毎日でした。その子は中学2年生の終わりまでは、志望校も目標も特になく、勉強も「しないといけないから仕方なく・・・」で勉強していましたが、転機は突然訪れました。 中学3年生の1学期に友人の付き添いで行った高校説明会で「この高校に行きたい」と思ったようです。そう思った時点で、その志望校の目標偏差値と自分の偏差値の差は10以上。そこからは学校が終わると直接塾へ来ては、自習室にこもる日々の連続でした。そして私たち教師が授業を終え、教室から出てくるのを教室前で待ち構え、質問の嵐でした。質問した問題は、必ず解き直しまでするということを徹底し、それが完全に日課となっていきました。

そして、それを続けて数カ月経った秋のことです。やればやるほど、これまでの自分の取り組みを後悔したり、出来ていないことに気付いたりと不安で堪られなくなり、声をかける度に号泣して・・・ということもありました。しかし、ひとしきり泣いた後でも、そのまま自習室に向かい、日課になっていた勉強を続けていました。その結果、迎えた入試では、偏差値10以上の差も内申点のビハインドも押しのけて、第一志望校の合格を自らの手でしっかりと勝ち取りました。

おそらく、これからみなさんが勉強を続けていく中で、全てが順調にいくと良いのですが、なかなか思うようにいかず悩むこともあるでしょう。そんなときは馬渕教室の先生に気持ちをぶつけてみてください。みなさんが自分で決めたことを最後まで続けられるように、全力でサポートしてくれます。まずは、今日一日、そして明日一日を大切にしていきましょう。