「生徒の夢を大きく育て 絶対に実現させる」

馬渕教室に掲示してある、この言葉を目にしたことはありませんか? 私たち馬渕教室の「馬渕の誓い」です。私たちは、生徒の皆さんそれぞれが、自らの実力を精一杯引き出した結果で合格を勝ち取ることができる、そういったレベルの高校に進学してもらいたいと思っています。

なぜ、私たちはそのように考えるのでしょうか。

「人生でもっとも重要なものは?」と聞かれたら、みなさんはどう答えますか? 様々な答えが返ってくるでしょうが、私は必ずこう答えます。

それは「人」です。

これまでの人生で、私はたくさんの人に出会いました。それらの出会いひとつひとつが、今の私を作っている――私はそのように考えます。

まず、両親や家族との出会い。褒められたり叱られたり、たくさんの愛情を与えてくれる存在です。家族だけでなく、近所の人たち、小学校・中学校の友達など、数えきれない出会いがありました。

しかし、それらの「出会い」は、高校生を境に変化します。何が違うのでしょうか。それは、高校生以降の「出会い」は 自分の選択で出会う人が変わる ということです。

私自身の高校受験を振り返ると、中学3年生の冬まで、受験を真剣に考えていませんでした。第一志望の学校は、自宅から通いやすい、余裕をもって合格できる高校でした。しかし、出願の直前に私は考えました。

高校入試は、私の人生における、はじめての「選択」なのです。はたして、この高校でいいのか?

結局私は、距離は遠くなるものの、自分の力に見合った、ひとつ上のレベルの高校を受験することにしました。結果、見事合格して、その高校で3年間過ごすことになりました。

中学時代と比べ、高校時代は友達との会話がとても心地よかったことを覚えています。普段の会話が心地よいだけでなく、将来の目標や夢を語り合い、自分の可能性を広げることができた3年間でした。卒業してからも連絡を取り、社会人となった今も互いに刺激を与え合える大事な存在となっています。

努力して身につけた学力を十分に引き出して合格する高校、それがあなた自身に最も適したレベルの高校なのです。その高校には、あなたと近い学力の友達がたくさんいます。同じぐらいの学力の友達とは、勝ったり負けたり、切磋琢磨する機会がたくさんあります。お互いを最大に高め合うことができる友達なのです。たった3年ではありますが、勉強・クラブ・遊びを通して今後の人生に大きな影響を与える、高校生活とはそのような3年間なのです。

高校入試は、初めて「自分の人生の選択」することになる人が多いことでしょう。この先の何十年とみなさんの人生の支えとなる経験ができるような高校を、ぜひ選んでほしいと思います。