最近テレビなどで「10年後には、人工知能の進歩によって、今は存在しない職業がたくさん現れる」という話を耳にすることがあります。皆さんが就職する頃は、今と全く違う社会になっているのかもしれません。どんな社会になるのか、とてもわくわくしますね。

ところで、就職する時に、企業はどんな人材をほしがっているかご存じですか。

大学生を対象とした調査では
「英語などの語学力」「コンピュータのスキル」「資格をもっている」といった人材が、就職に有利だと考えているそうです。

一方、企業に同じ質問をすると
「コミュニケーション能力」「チームワーク力」「高い意欲」などを持つ人材を、
採用したいと考えているようです。

大学生が考える「語学力」や「資格」というのは、勉強をすることで身につける「知識・技術」です。

対して、企業が求めている「コミュニケーション能力」「チームワーク力」「高い意欲」に共通することは「主体性」です。

「主体性」とは、自分で考え行動できる力、自分で目標や課題を設定しそれを克服できる力です。

そして、それは馬渕教室の教育理念でもあります。

皆さんは今、高校入試のために日々勉強することで「知識・技術」を身につけています。第一志望の高校に合格するために、知識を身につけていくことは、大切なステップのひとつになります。

しかし、勉強をしていく中で、
「自分が合格するために克服すべき課題は何か?」
「どんなことをすればこの課題は克服できるか?」
これらを考え、目標達成のための計画を立て、実行し、やりきることで、知識以上に大切な力である「主体性」も身につけることができるのです。

馬渕教室のみなさんには、第1志望合格に加えて、
そのような「主体性」も身につけてもらいたい、と願っています。