4月になり、いよいよ学校でも新学年スタートですね。
ワクワクする未来を描いて、一歩ずつ目標に近づいてください。

馬渕教室で3月スタートを迎えたみなさんは、第1回目の公開テストの成績が返却されましたね。
日頃の学習の成果はいかがでしたか。

「すぐに成績を伸ばしたいのですが、どうしたらよいでしょうか。」と聞かれることがあります。
「『ローマは一日にしてならず』、毎日の積み重ねこそが成績を伸ばす最短ルートです。」と答えるのがお決まりです。
研鑽をせず、今ある学力だけで、前よりもいい点を取ることは困難です。

しかし、一つだけ即効性のある成績アップ法があります。

それは、「ミスを減らす」ということです。
なんだ、そんなことかと思われるかも知れませんが、
テストが終わると、周りの友人が「本当はわかっていたのに・。」と口にしていることを耳にしたことがあるはずです。

本当なら解けている問題を、本当に解けていたら・
目の前の得点があがり、未来の可能性も大きく変わるでしょう。

「ミスを減らす」のは、現状の学力で対応できるので、即効性のある成績アップ法になります。

では、どうやって「ミスを減らす」のでしょう?

公開テストの各教科別のデータを見てください。
一問一問に正答率がついています。
そして、その正答率の高い順に並べ替えている資料があります。
正答率80%なのに×がついていたら、
5人中4人が正解しているのに自分は間違ったということ。
正答率67%で×ならば、3人中2人が合っていたのに自分は間違ったということ。
こういう問題はおそらく「本当なら解ける」問題だという人も多いでしょう。

更に、自分のミスパターンを発見できると、もっと「ミスを減らす」ことになります。

例えば
・問題用紙ではできているのに写し間違えた
・計算の途中式で数字がズレてミスをした
・問題文を読み間違えた

どんなミスにも原因があります。
「大丈夫!次は気をつけるから。」では直りません。

時間がなかったのなら、スピード不足、トレーニング不足かもしれません。
出来ると思って、繰り返し解くことを怠っていたのかもしれません。
読み間違えたのなら、次からは問題文にもちゃんと手読みを入れる(印を入れながら読む)ことです。

行動レベルそのものを変えることが最終的には「ミスを減らす」ことにつながります。

次の公開テストは5月です。
中学校では中間テストもあります。

みなさんが、頑張って培った力を最大限に発揮できるよう応援しています。