夏の暑さが過ぎ去り、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。秋への移ろいを実感する今日この頃ですが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。

受験生の皆さんは、いよいよラストスパートの時期ですね。不安が先行して、勉強していないと落ち着かない…なんていう人もいるかもしれませんね。

事実、残された時間が少なくなってきて、今まで以上に「いかに時間を有効に使うか」が勝負の分かれ目になると言っても過言ではありません。

ところで、皆さんは、どのように勉強のスケジュールを組んでいますか?勉強量を増やすために、睡眠時間を削って夜中まで机に向かって、結果、学校や塾の授業中に眠くなって集中できていない…なんていう悪循環に陥っている人はいませんか?これでは本末転倒ですよね。

そもそも、どれぐらいの時間勉強すればいいのか?現状の自分の立ち位置や志望している高校など、それぞれ個人差はあれども、おそらく「休みの日は1日8時間勉強する」と聞いて、少ないと感じる人はいないでしょう。逆に8時間も勉強するのは大変だと思う人もいるでしょう。

もちろん、8時間ぶっ続けで勉強することなどできません(一説によると、人間の集中力はもって2~3時間が限界だそうです)。では、どのようなスケジュールで1日8時間の勉強をすればよいのでしょう。

たとえば、こんなスケジュールはいかがでしょう。朝は早めに起きて顔を洗って歯を磨き、朝食を食べて、9時に勉強開始、そして11時まで勉強。休憩しながら昼食を食べ、気持ちを切り替えて、13時から15時まで勉強。少しであれば昼寝をしてもいいでしょう、休憩を1時間ほどとって、16時から18時まで勉強。夕食を食べ、お風呂に入って、疲れをとり、21時から23時まで勉強、そして就寝。

これで2時間×4の合計8時間勉強していることになります。これなら、それほどキツいスケジュールには感じないのではないでしょうか。ある程度休憩をはさみつつ、オンとオフをしっかりと使い分け、リフレッシュしながら勉強することで、学習効率も高まるはずです。私はこの方法で勉強し、高校受験も大学受験も志望校に合格することができました。

勉強スケジュールの立て方がわからないという人にとって、少しでも参考になれば幸いです。そして、皆さんが、志望校の合格をつかみ取ることを心よりお祈りいたします。